ドメイン認証のSSL証明書の審査には「管理者アドレス」が必要です。
でも、結局のところ管理者アドレスって何?
こういったご質問をよく頂きます。
実は
FAQ にも掲載していますが、もうちょっと詳しくご説明致します!
SSL証明書では発行元による「審査」が行われて、
どこの誰かをきちんと確認した上で証明書が発行されます。
ドメイン認証のSSL証明書の場合、
「どこの誰?」は「確かにドメインの管理者なのか?」という事になります。
みなさん「メールアドレス」は1つ以上は持っているかと思いますが、
このメールアドレスの発行はドメインの管理者でないと発行できません。
実は「admin@xxx.co.jp」とか、「webmaster@xxx.co.jp」といったアドレスは
管理者向けにしか発行しない、という暗黙のルールがあり、
これらのアドレスは特別扱いされます。
これを管理者アドレスと呼ぶのです。
でもあくまで「暗黙のルール」なので、
「ウチの管理者は○○さんで、○○さんのアドレスはxxx@xxx.co.jpだ」
といったケースもあるでしょう。
その場合でも大丈夫、ドメインの所有者情報は「WHOIS情報」と呼ばれ、
世間一般に公開されています。
この公開情報に、管理者アドレスは「xxx@xxx.co.jp」と記載しておけば、
これも管理者アドレスと認められます。
ということで、管理者アドレスとは
「暗黙のルール」+「WHOIS情報(公開情報)に記載したアドレス」となります。
ちなみに「暗黙のルール」のアドレスは、admin@xxx.co.jp、administrator@xxx.co.jp、hostmaster@xxx.co.jp、postmaster@xxx.co.jp、webmaster@xxx.co.jp です。
どちらにしても管理者でないと変更したり登録したりできませんので、
ドメインの管理者に聞いてみてください。
以上、お役に立ちましたでしょうか。