【用語明解】 WHOIS情報とSSL証明書の関係
2011/11/18
本日は「WHOIS情報って何?」という話になります。
突然な書き出しですが、SSLとどういう関係があるの?
という事から始めたいと思います。
「SSLを手に入れよう」というからには当然ドメインを所有している訳であります。
そこでSSLを発行する際には、
「そのドメイン、本当にあなたのですか?」という事が分からないといけません。
そうでないと、関係無い第三者に対してSSL証明書を発行してしまう事になりますので。
実はドメインの所有者情報は誰でも調べる事ができ、
それを「WHOIS情報」と呼びます。
試しに検索サイトで「WHOIS」と検索してみてください。
WHOIS情報を検索できるサイトが幾つも出てきます。
WHOIS情報には、所有している組織や管理者、そのメールアドレスなどが記載されていて、
この情報は正規な手続きを踏まないと変更できません。
そういう意味で信頼のおける情報です。
しかし、個人でドメインを所有している場合など、
プロテクトがかかっていて、本当の所有者が分からない場合があります。
SSL証明書の発行元から見ても誰が所有しているか分からない状態ですので、
証明書の審査時には、WHOIS情報を変更して所有者である事を証明して頂く事もあります。
ドメイン取得には様々な形がありますので、
WHOISを変更できない場合もあると思います。
その場合には、WHOISに記載されている管理者に許諾書を書いて頂くなどのお願いをする事もあります。
いずれにしてもご注文頂きましたら弊社よりご案内を致します!
まとめ
・SSL証明書の発行には、「ドメインの所有者が誰か」という事が大切
・ドメインの所有者は基本的にはWHOISで分かる
・その他にもドメイン管理者のアドレス、管理者による許諾書など、
所有者の確認には様々な形態がある
(どの確認方法が審査に使われるかは証明書によって異なります)
以上、お役に立ちましたでしょうか。